福男スプリンターKoichiro Yoshida

法則を知らなければ、
創造は生まれない。

バイオメカニクスとは、科学的な分析によって得られたデータを元にトップスプリンターに共通するフォームを導き出す学問です。

世の中には、様々な理論があり、様々な走法があり、様々なメソッドが存在します。

しかし、ながら万人にそれらが適応できるか?というとそれは疑問点が残ります。

その時代のチャンピオンが実践しているトレーニングや走法は影響力がとても強いです。、たとえそれが間違っていたとしてもです。

ただ、チャンピオンが変わった途端、それらの理論は古いものとされ、人々から忘れられます。それが良いものだったとしても。

対して、原則というは、時代が移り変わっても普遍的なものです。

私の尊敬する大阪体育大の伊藤章名誉教授の言葉を最後に引用します。

「法則を知らなければ、創造は生まれない。」

練習方法であれ、走法であれ、私たちアスリートは、感覚とひらめきに頼る部分は多いかと思います。

それが法則に基づいたものであれば、それは真理であると思います。しかしながら、何の法則にも基づかない単なるひらめきは、間違っていることが多いです。つまり、法則を知らないひとは創造できないのです。

ジュニアの選手に私がお伝えしたいことは、まずは原則を学んでほしいということです。原則さえ正しく理解すれば、メソッドはあなた自身の身体と心が教えてくれることでしょう。

あなたが正しく原則を理解した時、模倣する側から、創造する側に立場が変わっていることに気づくでしょう。

私のブログ、YOUTBE、Twitterはそのような理念をもってアップロードしています。

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