一問一答

名門 中央大学の元主将が語る”大切なもの” ー 古元翼

古元 翼
大手総合建設会社 勤務

1995年11月11日愛知県生まれ。三好南中学、名古屋高等学校、中央大学出身。中学まではサッカーと陸上の二刀流。高校から陸上競技1本に絞る。高校入学後わずか半年で才能を開花し、2011年山口国体少年B 110mJHにて優勝(大会タイ記録樹立)し日本一に。また、400mリレーでもジュニアユース3位、マイルリレー全国インターハイ8位とリレー種目でも活躍。学生時代は名門中央大学陸上部の主将を務めた。2016年には110mHで自己ベストとなる13秒91の中央大学歴代最高記録樹立。現在はランニングコーチとしても活動中。

地元愛知での日本選手権は絶対出なきゃと思ったんです。メインスタンドが満席になるような瑞穂競技場でスタートを切れたことが、数ある試合の中でも心に残っています。

そう語るのは古元翼選手。中央大学の元主将だ。

小学校時代はサッカーとハードルの二刀流だった(写真左)

Q.陸上との出会いは?

小学4年のとき、大好きな先生がいて、その先生がハードル専門だったんですよね。それからずっとハードルを跳んでいます。当時サッカーもやっていて、サッカー県3位、陸上県2位。迷いましたが陸上を選んで、今があります。

学校に陸上部はなかったがクラブで練習を積み全中では決勝に進出した

Q.印象に残っている大会は?

中学校の時、東海大会の決勝で初めてこけたんです。それがすごく悔しくて。ハードルって一度詰まってしまうともう、立て直しが効かないので、走る気を失って、ゴールできませんでした。高校の時は、成功したという意味では高1での国体優勝。大会タイ記録でした。逆に、成功ではない思い出は高3のインハイ予選。直前に怪我をしてしまって、テーピングぐるぐるにして臨んだんですが、ダメでした。苦い思い出です。大学では、、、たくさんありますが、やっぱり日本選手権です。

名門 名古屋高校で一気に力をつけ国体では大会タイ記録を樹立し日本一に

Q.競技人生を振り返って思うことは?

中学・高校はわりとトントン拍子というか。上手く行ってたと思うんです。一番苦しかったのは大学時代。高校までの監督にしっかり見てもらっていた環境から、大学で選手主体の環境に変わり、悩みました。大学生になってから「指導者の存在ってすごく大事だ」と気づいたんです。客観的に自分を見てくれる人って実はとても貴重なんだなと。

高校時代は良き指導者の支えがあって大きく成長することができた

Q.どんな主将だったんですか?優しそうな印象を受けますが...

いや〜スパルタでしたよ。本気で日本一のチームを作ろうと思ってたし、振り返ると余裕がなかったのかもしれません。厳しくしすぎたかなって反省もあります。

名門 中央大学の主将として自分の競技だけでなくチーム全体を見るようになった

Q.中大ってどんなチームですか?

いい意味で自由。みんな尖っていて、熱い。全カレでは400mRで連覇していたりするので、プライドがあります。刺激的な環境ですね。中大の集団応援、あれめっちゃ好きで。楽しいですよ。

中央大学の仲間とレースに臨む直前 メンバーに明るい笑顔が弾ける(右から2人目)

Q.陸上をやめたくなったことはありますか?

ないです。やっぱり陸上が好きだなって思います。それに周りの人がとても大切で。結果でお返ししたいと思っていたので。自分が勝った時に誰も喜んでくれないなら、価値がないと思います。それくらい、周りの人は大事。親や、周りの応援にとても感謝しています。そのおかげで陸上を続けることができたし。引退した時にいつも応援に来てくれた母から、あなたのおかげで楽しい時間を過ごせた』と言われたんです。それが、うれしかったです。

取材を通して、古元さんの「周りの人を心から大切にする気持ち」に触れ、とてもあたたかい気持ちになりました。心から応援したくなる選手です。快く取材協力していただいた古元さん、ありがとうございました。

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