リクログ

陸上選手のデータはクラウドで一括管理する時代に。リクラウド代表の野村は時代の先駆者となれるのか?

野村広大
株式会社リクラウド 代表取締役

野村広大(のむらこうだい)。現在35歳。岐阜県大垣市在住。中学校入学を機に陸上を始め、高校卒業後は名門の筑波大学へ進学する。筑波大卒業後、10年間教員として過ごした後、株式会社リクラウドを設立する。

あと一歩という成績が多かった現役時代。あと一歩という成績が多かった現役時代。

Q 野村さんは陸上競技に取り組まれていたそうですが、現役時代を振り返るといかがですか?

私は幼少期から元々足が速くて、中学校に入学を機に本格的に陸上人生をスタートさせました。中学校時代は県大会で表彰台に乗ることができずに終わってしまい、高校時代は10秒台を目指して精進しましたが、あと一歩及びませんでしたね。このあと一歩届かなかったもどかしさが、大学でも陸上を本格的にやりたいという原動力になって、筑波大学の体育専門学群への入学を決めました。筑波大学はやはり名門なので、周りの様々な強豪選手や先輩方と共に切磋琢磨しながら練習できたことで、私自身も記録を大きく伸ばすことができ、念願の全国大会にも出場することができました。本当に貴重な時間を過ごすことができ、充実していたなと感じます。本当に感謝です。

今回立ち上げたサービス「リクラウド」の正体とは?

Q リクラウドのサービス概要を教えてください

リクラウドは、選手の大会での記録やデータを全て、スマートフォンやタブレット、パソコンなどで一括管理を行うことができるサービスです。選手個人のデータを管理するだけでなく、チーム全体のデータも一括で管理することが可能です。チームのランキングや、選手の記録推移、動画やグラフなどを、選手や指導者が簡単に閲覧することができます。

Q 「これだけはリクラウドにしかない!」といういこだわりはありますか?

登録されたデータを基に、チームのランキングをいつでも見られるところです。教員時代にもチームの記録管理をエクセルで行い、ランキングを張り出したりしていましたが、やはりチーム内のライバルと自分の記録を比較することが、選手のやる気やモチベーションを引き出す一番の源になります。リクラウドを使ってもらうことで、選手自身のスマートフォンで気軽にチーム内のライバルとの比較を行うことができ、記録にこだわって陸上競技に取り組んでもらえたらと思っています。

Q このリクラウドをリリースする上でどういったことに苦労されましたか?

専門の会社に開発を全て委託しようと思いましたが、陸上経験がないと分からない部分がたくさんあるので、最初はある程度自分自身で形を作っていかなければなりませんでしたね。その時に独学でプログラミングを研究して開発を進めていたのですが、思うように開発できなかったことが多く、何度もパソコンを叩き壊そうとしたことがありました(笑)思い通りの試作品ができなくて諦めたくなることもありました。

Q この苦労を如何にして乗り越えたか教えてください。

本当に開発の部分には随分と手を焼きましたからね、乗り越えるのは大変でしたよ(笑)でもそういう時に一人で悩んでいても仕方がないですから、様々な人に助けを求めました。インターネット上の「Yahoo!知恵袋」さんなどに頼ったり、時にはアプリケーション開発に精通している方の意見も聞いたりしてなんとか乗り越えました。今では、専門の会社にデータの管理・運用を委託しています。

筑波大学卒業後は、10年間の教師生活

Q なぜ安定した教員という職を断ってまで、リウラウドをリリースしようと決心しましたか?

実際に選手を指導していく中で、「陸上競技界にこんなサービスがあればいいな」というものを感じ、他に同じようなサービスが存在しなかったので、じゃあ自分自身で立ち上げようという判断になりましたね。10年間指導者として過ごしてきた時間と経験があって、今のリクラウドがあると思っています。たぶん僕がこのサービスを立ち上げなかったら他にやる人が誰もいなかったと思います(笑)

Q 現在の陸上競技に懸ける想いを教えてください

10年間指導者として過ごした経験を元にリクラウドのサービスをリリースしました。このリクラウドのサービスをより多くの選手、指導者に利用して頂き、選手、指導者共に陸上競技に対してもっとやる気を持って取り組んで頂いたり、陸上競技をもっと好きになって頂き、これからの日本の陸上競技界をさらに発展させるきっかけを与えられるようになりたいです。

選手や指導者の負担を減らして、陸上競技界をさらに盛り上げていきたい。

Q ずばり、野村さんの志は?...

一人でもより多くの方々に陸上競技の奥深さや魅力を味わって頂き、陸上競技を好きになってもらいたいです。やはり選手一人一人の記録を正確に、そして気軽に管理をすることによって、これからさらに陸上競技が楽しくなってくると思いますし、これまでだとノートなどにわざわざ書いていたようなものが、スマートフォン上で気軽に管理ができるようになれば、本当に選手にとっても負担が少なくなり、楽になる。あと指導者の方々にとっても、記録を管理するというのは本当に大変な仕事になるので、リクラウドを利用すれば、彼らの負担も減らすことができ、働き方改革にも繋がると考えています(笑)

編集後記

リクラウド代表取締役の、野村広大さんをご紹介いたしました。福井県の9.98スタジアムで行われた「Athlete Night Games in Fukui 2019」へ足を運んだ際に、初めて野村さんとお会いし、このような取材の機会を頂きました。私自身陸上経験者ではございませんが、こういったサービスがあれば、素人である自分でも陸上競技を楽しむことができるなと感じました。野村さんは間違いなく、この分野の「先駆者」として名を残すでしょう。今後は、野村さんと弊社が提携して、多くのコンテンツを提供していきます。リクラウドの活動を応援しています。

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