リクログ

南山大学ラクロス部が生んだ、”破天荒教師”からのメッセージ – 深見太一


深見太一
瀬戸SOLAN小学校

愛知県瀬戸市生まれ。南山大学時代にはラクロス部に所属。大学卒業後、一般企業に就職。その3年後に、公立小学校教師に転職。現役教師ながらYouTuber「たいち先生」としても活躍。2020年3月に公立小学校教師を退職し、現在は2021年開校の新設私立小学校”瀬戸SOLAN小学校”の立ち上げに関わっている。クラス会議で世界を変える!をテーマに活動中。ミッションは日本中の自殺をゼロにすること、日本を幸せ大国にすること。著書として対話でみんながまとまる たいち先生のクラス会議がある。また、ブログ「たいち先生の学級経営」でも情報発信を行っている。

「破天荒教師」と聞いてどんなイメージを持つだろうか。”破天荒”という言葉は、「大胆で型破り」などと捉えられることがあるが、辞書で調べてみるとこのように記述がある。

「今まで人がなし得なかったことを初めて行うこと」「前人未到の境地を切り開くこと」

その意味で、まさに”破天荒教師”という名にふさわしい教師が愛知県瀬戸市にいる。それが深見太一だ。彼は現役教師でありながら、YouTuberとして活動したり、著書を出したり、お笑いのM1グランプリにも挑戦しようとしている。しかも、2020年3月には安定の公立学校教員を退職し、現在は新しい私立学校立ち上げに関わっているという。彼の破天荒ぶりが伝わる内容だが、他にも多方面で活動しているとのこと。多忙な中インタビューに答えてくださった深見さんに感謝いたします。

Q.どんな人生を歩んでこられましたか?
私の人生を振り返ってみると、本当に人との出会いに恵まれた人生です。人生の転換期と言えるポイント全てに素敵な人との出会いがある。なんで自分はこんな素敵な人と出会えるのだろうと考えてみたのですがポイントは3つでした。

①とにかく動く(行動する)こと
②思いを口にすること(外に向けて発信する)こと
③直感を信じること

美味しいラーメンが食べたいなと思って、家でゴロゴロしていても食べることはできません。美味しいラーメンを探す旅に出かけるか、スマホで探す、ツイッターで「美味しいラーメン知りませんか?」と問いかけてみるなどまず一歩踏み出してみる。そうすることで、美味しいラーメンに近づけます。人生も一緒で、家でゴロゴロしていても目標は近づいてきてくれません。とにかく目標に向かって一歩踏み出してみましょう。そして、「あー、ラーメン食べたい!」と発信していると、ある日思ってもみない人がとびきりのラーメンを運んできてくれます。そのためには、自分は「ラーメンが食べたいです!」ってことを人に伝えなければいけません。
最後の直感を信じるですが、虫の知らせといい直感を感じる力がもともとあります。なんとなくやってみたい、行ってみたいという自分の心の声に素直に従ってみると思ってみない展開や出会いが待っています。心の声を閉ざすことなく、いつも対話するイメージで声を聞いてあげてください。

南山大学ラクロス部の仲間たちと

南山大学ラクロス部時代に感じたこと
高校生の頃はひたすら遊んで終わってしまったので、大学に行ったら一つこれをやり通した!ってものが欲しくてラクロスを始めました。「君も日本代表になれる!」っていうキャッチフレーズや、先輩たちが金髪に揃えて勧誘してきたことで、「ここに入ればこういうカッコいい先輩になれる!」って思っていたんでしょうね。でも入ってみると本当に楽しくて、同期も10人ぐらいいてみんなで青春を存分に満喫しました。40歳を目前にした今でも、毎年忘年会をしたり家族ぐるみでキャンプに行ったりとかけがえのない財産です。お互いの子ども同士も仲良くなり、一緒に出かけると勝手に遊んでいる様子を見るとなんか良いなと感じます。
ラクロスでの一番の学びは、選手を集めないと存続することすらできないってことでした。先輩たちが金髪にしてたって話につながるんですが、これは一種のブランディング戦略で、マイナースポーツのラクロスが少しでも目立つために、勧誘期間の少し前に金髪に染めていたそうです。他の強い大学はラクロス部に80人〜100人の部員が在籍しているという情報を聞き、2年生になってからは勧誘をどうまとめていくかみたいな立場もやらせてもらいました。見込みのある子の携帯番号をゲットして、履修登録の悩み相談に乗ったり、学食に張り付いて有望な子には昼ごはんを奢ったり、チアリーダーとの花見を設定して、そこに誘導したりとあらゆる作戦を考え、どうやったら勧誘できるかというミッションを、部員全員でクリアしていくかに注力しました。その経験は社会人になってから非常に役立ちました。


参加者200名の講演会で講演をするなど活動の幅は広い(写真右から2人目)

学生アスリートの皆さんへのメッセージ
今はコロナの影響でなかなか練習ができないかもしれませんが、だからこそ練習ができていたことや大会が当たり前にあったことがいかに幸せだったのかに気づくことができます。トラックで走ったりはなかなかできないかもしれませんが、わが家の近くの川原では、高校生が一人で陸上のトレーニングをしている姿を見かけ、あぁこの子は本当に走ることが好きなんだなと感じました。そういうスポーツに出会えることってとても幸せなことだと思います。このサイトの運営をしている、信田さんは教師時代の同期なんですが陸上の話をしている時、本当に嬉しそうに話しています。自分にはわからない話が多いのですが、そんな様子を見ているとこちらまで幸せな気持ちになります。挙げ句の果て、安定している教師の職も投げ捨て陸上に特化したこんなサイトまで運営し、好きを仕事にしています。

(完)

編集後記
深見さんにお話を伺うと、他にも駅のボランティア清掃を行ったり、教員サッカーチームに所属し試合に出たり、その他、講演活動、サーフィン、ビジネスセミナーへの参加、100kmウォーキングへの挑戦(下の写真:左)など、、、聞けば聞くほどその活動の広さに驚かされる。まさに破天荒な先生である。深見さんのように何事にも挑戦していく日本人が増えれば、日本はもっと幸せが増えるだろうと確信した取材となった。

カレンダー

2020年12月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031