リクログ

学生期間は夢を叶えるための助走路だ ー 安藤嵩敏

安藤嵩敏
豊田高専 6レーン

全国高専大会にて400mR、1600mRの2種目で大会新記録を樹立し2冠を獲得した(中央)

皆さん、「夢はありますか?」って聞かれることありませんか。でも、私はそう聞かれるのがあまり好きじゃなかったんです。だって、そんな将来やりたいことなんてわからないじゃないですか。

今の私はもう23歳で、陸上を始めてから10年以上経ちましたが、その時思い描いていた将来と今は全く違います。けれども、私は「学生時代に本気で陸上をやってきて良かったなぁ」と思うことが沢山あります。そして、その経験に人生何度も助けられました。

学生の皆さんに、今だからこそ聞いて欲しい言葉を伝えます。タイトルで、「学生期間は夢を叶えるための助走路だ!」と言った直後に「夢なんかわからない。私は聞かれるのは嫌いだった。」って矛盾していますよね。でもこれだけは真実です。

いつかあなたは夢を持ちます。

半年後なのか、5年後なのか...、はたまた、陸上で全国へ行くことなのか、企業チームに所属して社会人でも活躍することなのか。そういった夢ができたとき、その夢を叶えさせてくれるのは過去の自分です

今まで、苦労して試行錯誤してこなかった人は夢を持っても叶えられません。それは手段を持っていないからです。例えば、あなたはテスト対策で前日に詰め込む派ですか?確かに、前日に詰め込んでも良い点を取れる人はいます。でも大抵は、テストが終わったらすっかり忘れてしまうのではないでしょうか?また、次に試験がきて1から勉強し直す。それを何度も繰り返してしまったり...。

幅跳びで言うと1から勉強を繰り返すのは、速度0から走り出すのと一緒。それを繰り返すのはファールをしても改善をしないのと一緒なんです。では、良い記録を出すのに欠かせない跳躍(レース)の条件は何でしょうか?

「追い風」ではないでしょうか。

追い風の中で走ると良い記録が出ますよね。しかし、その追い風をただ待っているだけではやってこない。だったら自分で作ってしまえば良い。そう、

実は、人生の追い風は自分で作るものなんです

2016年 全国大会にて先輩たちと(右から2人目)

私も、陸上でいろんな経験をしてきました。ケガで諦めた中3の夏、そしてインターハイ県予選、本当にケガばかりでした。でも、“今の自分にできること“を探して考え続けていました。その過去のクセが「追い風」となって今の私の活力になっています。

昨今、世間では、コロナウイルスによって夢が立たれている学生の方も多いと思います。本当に辛いと思います。ここから、進学する人、就職する人、それぞれいるかと思いますが、

“今何ができるか“

それを考え続け、行動してください。数年後、その経験が未来のあなたの追い風になります!学生期間は人生の助走路です。なんとでも修正できます。この期間を大切に、そして楽しんでください!

私は、大手企業(東京)に勤め転職、現在は愛知県で公務員をしています。でも、これで人生をこのまま終わるつもりはありません。また、追い風に乗って次の夢へスタートします。

安藤嵩敏

公務員

1996年10月16日愛知県生まれ。豊田市立石野中学校在籍時は野球と陸上の二刀流。また、生徒会長も務めていた。国立豊田高等専門学校に進学後、陸上競技に専念。PBは100m10"94、200m21"92。4年時に、全国高等専門学校陸上競技選手権大会にて400mRと1600mRにおいて大会新記録を樹立し2種目での優勝を果たす。最終学年では、部員50名以上のチームで短距離チーフも務めていた。卒業後、大手企業(東京)へ就職。その後転職し、現在は公務員。Instagram(https://www.instagram.com/takatoshi_ando)

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