リオ五輪男子4×100mリレー銀メダリストで100m10秒00の記録を持つ山縣亮太選手(セイコーホールディングス所属)が11月1日、奈良県奈良市のなら100年会館で行われた「オリンピアントークショー」に登場しました。
当イベント主催者で100m10秒21の自己ベストを持ち、日本選手権優勝経験もある木村慎太郎さん(33)は「コロナ禍においてスポーツが思うようにできない環境の中、もがいている未来ある子供たちへアスリートとの交流の場を創出したい」という想いからクラウドファンディング活用して開催まで至りました。
トークショーの中で山縣選手は、幼少期から学生時代の振り返りや現在の考え方について語りました。また、司会者よりから験担ぎ飯について質問され「昔はカツ丼を食べていましたが、油物が気になるので最近はマネージャーに代わりに食べてもらうようにしています」と回答し、会場を沸かせました。
トークショーには地元の中高生を中心に約100名が集まり、参加した奈良育英高校の亀井さんは「夢のような時間でした」と興奮気味に語り、同校の田原さんは「一流の選手の話が聞ける機会がないので貴重な時間になりました」と笑顔を見せました。
主催者の木村さんは「今年は試合がなくなりアスリートにとって辛い年になったと思います。その心に空いた穴の穴埋めになればと思ってイベントを企画させていただきました。イベントでは至らない部分はありましたが中高生の笑顔が見れて開催ができたことをうれしく思います。改めてご支援いただいた方々にお礼申し上げます。」とイベントを振り返りました。