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【西宮神社福男選び54年ぶりの中止…】過去の福男の心境に迫る

新年の恒例行事「福男選び」を中止決定!

2021年福男選びは「赤門」が修復されて初の開催になる予定だった

兵庫県西宮市にある西宮神社
商売繁盛の神様「えべっさん」の総本社として知られるこの西宮神社では毎年1月10日に、新年の恒例行事として「十日戎開門神事福男選び」が開催される。その日の早朝、西宮神社は日本一熱い瞬間を迎える。例年、「開門!」の合図と同時に数百人、数千人の参拝客が「福男レース」と言わんばかりに境内を駆け抜ける。本堂に1番に辿り着いた者を、神から多くの福を授かったものとして「福男(福女)」と呼ぶ(女性なら福女だが未だ達成者はいない)。
この神社では、毎年熱いレースが繰り広げられ、過去にも陸上競技経験者が多数「福男」に輝いている。
そのような日本中の人々、そして陸上競技者にも注目をされるこの「福男選び」が54年ぶりに中止となることが決まったのだ。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、国の観光支援事業「GO TOトラベル」が全国一斉停止されるのを受けた措置であり、県内外から多くの参拝客も予想されるため中止を決断したとのことだ。
そのことを受け、この「福男選び」において、2018年に一番福に選ばれた佐藤玄主が思いを語る。

2018年福男、佐藤玄主の思い  

 

まず、最初に思うのはコロナウイルスが拡大する中、「福男選び」中止の決定は最善の措置だと思います。
その上で私の想いとしては、毎年の恒例行事で、「ここから一年が始まるんだ!」という元気をいただいていた私にとっては残念な思いもあります。
私は2018年に福男に選ばれたことで人生が大きく変わりました。何より、福男として多くの人に福のお裾分けができたことが嬉しいですし、そのご縁で、多くの良い出会いもありました。いろんなご縁があって、クラウドファンディングで「福のお裾分けのための四国遍路」にチャレンジしたり、リクゲキを立ち上げる仲間にも巡り会うことができました。私はそのことに感謝しています。翌年2019年には福男選びを支えるボランティアも行いましたし、今はお祭りを支えるオマツリジャパンという会社でもお仕事をさせていただいています。
そのようにして、参加者としても、支える立場としてもこの行事はとても思い入れの深いものでした。
実は、3年ぶりに参加申し込みもしていたのですが、少し心にポッカリ穴が開いたような気持ちでもあります。
しかし、人々に福があることが一番ですので、中止したことで多くの人の健康が守られたと思えば、それ自体が福なのかなと思います。

 

 

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