今季100m10.11をマークした原田暁選手に今シーズンを振り返っていただきました。

今季100m10.11をマークした原田暁選手に今シーズンを振り返っていただきました。

2022.11.10
2023.04.14
インタビュー

今年、衝撃の自己ベストを出した福岡大学の「ある選手」をご存知でしょうか。
7月の福岡大競技会の男子100mにおいて、原田暁選手が学生歴代7位となる10.11をマークしました。
原田選手のこれまでの記録は10.51。なんと、自己ベストを0.4も更新する記録だったのです。
そんな原田選手に、今シーズンを振り返りと、来シーズンの抱負を聞いてみました。

衝撃の自己ベストのレースについて

原田:10.11の自己ベストを出したレースは中盤からうまく加速に乗りたいと意識して走ったところ、加速局面の動きが良く、今までに感じたことのないスピード感がありました。
以前までは、100mのラスト20mで動きがバラバラになり苦しくなっていましたが、自己ベストのレースではそれがなく100mを走り切ることができました。

今シーズン全体を振り返って

原田:今シーズンは、専門種目である走幅跳よりも100mの方が記録が出たことで、専門種目がどちらかわからないようなシーズンでした。
今年は、6月から短距離ブロックの方の練習に参加させていただくようになって、100mを走ることについて今まで以上に考える時間が増えました。
結果として、100mで全日本インカレ3位というものを残せましたが、走幅跳では、全く結果を残せなかったため、少し悔しさの残るシーズンだったと思います。

来シーズンの豊富

原田:来シーズンからは、100mをメインに競技を続ける予定なので、自己ベスト(10.11)を更新することと、100mで日本選手権やグランプリシリーズに出て経験値を上げることを目標に頑張りたいと思います。

来年の男子短距離のレベルはさらに上がりそうですね。たくさんの楽しみがあり、見る側はワクワクが止まりません!
原田選手の来シーズンの活躍に期待が高まります!

WRITER

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佐藤 玄主

1999年11月20日 兵庫県芦屋市出身。市尼崎高校出身。 毎年1月10日に兵庫県西宮神社で行われる「開門神事福男選び」において1番福を獲得。 現在は、一般社団法人おんげんの代表として、日本文化を活用したコンテンツ造成や企業プロモーションに傍ら、リクゲキの運営に取り組む。