「海外仕込み」の型破り走法スプリンター・勝瀬健大が日本選手権に初挑戦!

「海外仕込み」の型破り走法スプリンター・勝瀬健大が日本選手権に初挑戦!

2023.06.03
2023.07.19
インタビュー

関西実業団での衝撃の自己ベスト

2023年5月13日に徳島県のポカリスエットスタジアムにて関西実業団が開催されました。

男子100m予選3組に登場した勝瀬健大選手は、「海外仕込み」の大きな動きでスタートから飛び出し、格上選手を置き去りにトップでゴール。
記録は自己ベストとなる10.32。

決勝も唯一の10.3代をマークし優勝。

そんな今季絶好調の勝瀬選手に関西実業団の振り返りと本日行われる日本選手権男子100mに向けての意気込みを聞いてみました。

関西実業団の振り返り

勝瀬:春から試合に出場するのは5年ぶりでした。
今年の初戦は、とても自分の期待しているタイムとギャップがあり、焦っていました。正直、日本選手権も半ば諦め気味でした。
しかし、予選から動きが噛み合い好記録が出て「自分のやってきたことは間違いなかった」と安心しました。

本日開催の日本選手権100mへの意気込み

勝瀬:今日出場の日本選手権は、関西実業団でタイム出さないと出れない形だったので誰よりも関西実業団に向けての調整を行いました(笑)
実際、ピークもバッチリ関西実業団にあったので、日本選手権にはあまり期待していないです苦笑
ただ、高3の頃から日本選手権は視野に入りつつも、8年間一度も出れずテレビで眺めるだけだった試合に出場できるので、まずは足掻けるだけ足掻いて楽しんでやろうという気持ちです!

今シーズンの新たな挑戦

勝瀬:今年からmoctという自分の家で会社を作り活動することになり、7月より「ずっとやりたかったこと」を軸として活動していこうと考えています。
僕は現役選手として「9秒を目指せるような高い選手でありつつも、起業してセカンドキャリアに向けた行動をする」という、今までの陸上選手になかったキャリアを目指そうと思っています。
決して楽な道ではないと思いますが、全てが飛躍する年にしていきたいと思います。

INTERVIEWEE

勝瀬健大

勝瀬健大

moct
咲くやこの花高校から法政大学へ進学。
卒業後は地元大阪にて競技を継続。
100mの自己ベストは10.32(2023年6月現在)

WRITER

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佐藤 玄主

1999年11月20日 兵庫県芦屋市出身。市尼崎高校出身。 毎年1月10日に兵庫県西宮神社で行われる「開門神事福男選び」において1番福を獲得。 現在は、株式会社オマツリジャパンで祭りを活用したコンテンツ造成や企業プロモーションに傍ら、リクゲキの運営に取り組む。