これまでの人生で知り合った全員に感謝したい。いつかは日の丸背負います! – 南渕康平

これまでの人生で知り合った全員に感謝したい。いつかは日の丸背負います! – 南渕康平

2020.05.09
2023.05.26
インタビュー

速い打球が怖くて野球部を断念。陸上の道へ

陸上を始めたきっかけはなんでしょうか?

小学校の頃にソフトボールを小学5年生から2年と水泳を幼稚園から中学3年生までやっていました。
中学に水泳部がなくて、野球をやるか単純に走るのが好きなので陸上かで迷ってたんですけど、恥ずかしい話ですが、当時は速い打球が怖くて陸上を選びました(笑)

まさに神風。。強風だけど追い風参考じゃなかった!

今までで一番記憶に残っている大会はなんですか?

全国インターハイと私学総体、大学3回生の西日本インカレ、同じく3回生の国体予選の4つですかね。
すみません、一問一答なのにひとつに絞れなくて(苦笑)
全国インターハイでは4×100mRで5位で優勝できなくて悔しかったです。ただ、陸上人生で最も楽しかった試合でした。
私学総体では中学からライバルの子と100mと4継で走れた時ですね。純粋に一緒に走れて嬉しかったです。そのライバル選手は大学では諸事情により陸上を引退してしまいとても残念です。大学でもまた戦えると思ってたので。
西日本インカレでは10秒59の記録が出たときはびっくりしました。台風の影響もあり、風が強く公認ではなく追風参考じゃないかな・・・と思うぐらいでした。しかし、その後の国体予選で10秒66・10秒61という記録が出たので、かなり自信がつきました。

あなたの強さの秘密はどこにあるのでしょうか?

強さは特にないですかね・・・。
タイムも安定しませんし(苦笑)
強いて言うなら、練習終わってからも自主練習してることですね。ライバルに差をつけるために隠れてトレーニングしています。

人生で関わった全員に感謝したいんです。

あなたにとって陸上の魅力とはなんでしょうか?

どれだけ速く走れて、投げれて、跳べて・・・と人間の限界が知れることが魅力だと思います。

感謝の気持ちを一番伝えたい方とその理由

小学校・中学・高校・大学で知り合った友人。陸上で知り合った先輩・後輩・同期やライバル。顧問の先生方や担任の先生方。整骨院の先生方など・・・
まとめると、人生で出会ってきた全員に感謝を伝えたいんです!理由としては、皆さんとの出会いがなければ今の自分はないと思うんですね。

まずは日本選手権に出場を

トレーニングへのこだわりや大切にしていることはありますか?

ウエイトトレーニングであったり、マーカー走ですかね。この練習を繰り返しやることで100mが10秒5まで成長しました。
シューズはターサージール、スパイクは今はクロノインクスを愛用しています。この2つがしっくりきます。

日本の陸上界の先輩たちの活躍を踏まえ、将来どのような選手になっていきたいと考えていますか。

今は悔いなく陸上やり、またもう一度自己ベスト更新できるよう頑張っていきたいと思います。

東京2021はあなたにとってどのような舞台ですか?

最高の舞台だと思います。
いつもテレビで見てたオリンピックが日本で行われるのは本当にすごいことです。そこで日の丸を背負って戦うのことがプレッシャーと感じる選手もいると思うのですが、そんなことを飛び越えて「あの舞台」で走ったらとても気持ちいいと思います。まずは日本選手権に出場し、その後、五輪を目指そうと思います。

没頭することを見つけよう。続かなければスパッとやめればいい。

あなたの志を教えてください

今後は無事に大学を卒業をし働き、できれば社会人になっても陸上ができたらなと思います。他にも後輩達には色々とアドバイスをしたりして何かその人が悩んだりしてることを解決できるようになったりきっかけを作れる人間になりたいですかね。また何かどこかで陸上を教える機会があれば教えて行こうかなと思います。

読者に伝えたいことはありますか?

自分は陸上に出会えたみたいに何か没頭するものに出会えると思うので、それを続けてみてください。それがすぐやめるものなのなら、すぐやめてまた新しいことを見つけてください。
必ず楽しいことが1つでもあれば自分が頑張るきっかけや、落ち込んだり悩んだりしてもそういった楽しみがあると乗り切れると思うので、何か没頭できることを見つけてください。

リクゲキに一言お願いします

読者の方に陸上という楽しさを伝えて、さらに陸上界を盛り上げてください。
何かまた関われることがあれば、微力ながら協力しますので頑張ってください!

INTERVIEWEE

南渕 康平

1998年2月12日 大阪府出身。
大阪高校を経て大阪産業大学へ進学し、現在は大手ドラッグストアに勤務する社会人1年目。
身長173cm、体重68キロ。100mPBは10.59。
主な戦歴として、関西インカレ2部200m第4位入賞・4×100mR第4位入賞・和歌山インターハイ4×100mR第5位入賞などがある。

WRITER

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佐藤 玄主

1999年11月20日 兵庫県芦屋市出身。市尼崎高校出身。 毎年1月10日に兵庫県西宮神社で行われる「開門神事福男選び」において1番福を獲得。 現在は、一般社団法人おんげんの代表として、日本文化を活用したコンテンツ造成や企業プロモーションに傍ら、リクゲキの運営に取り組む。