【太陽のように明るく前向きに】夢はでっかく箱根路を走るコトなのだ! – 西尾祐一郎

【太陽のように明るく前向きに】夢はでっかく箱根路を走るコトなのだ! – 西尾祐一郎

2020.06.01
2023.05.22
インタビュー

中学時代から陸上を始めた西尾選手。彼の陸上の思い出、そして想いとは。

辛くなり辞めたいと思ったとき、支えてくれたのはいつも仲間たちでした。

トレーニングで大切にしていることはありますか?

私は怪我が多いので、なるべく負担なく走れるフォームを見つけたり、身体のコンディショニングは人一倍気にかけているつもりですが、それでも怪我をするという事はまだまだ努力が足りないと感じさせられます。
競技を続けていると私の怪我のように様々な課題が出てくると思います。その課題を一つずつクリアしていく事が効率良く結果を残せるのではないかなと思います。

あなたにとって競技面のモチベーションになっていることはありますか?

私は甘い物とお酒が好きなので、難しい練習をこなせた時や、良い結果が出た時に食べたり飲んだりする事がモチベーションですかね(笑)
後は応援してくれる方に箱根駅伝を走って恩返ししたいのもモチベーションになってます!

感謝の気持ちを一番伝えたい方とその理由

家族や先生など沢山の方に支えられ、今も走る事ができていますが、一番感謝を伝えたいのは中学から大学のチームの仲間です。
競技を続けるに辺り、どうしても辛く辞めたいと思う事が何度もありました。その度に近くに寄り添って助けてくれるのはいつも仲間でした。特に高校時代は沢山の仲間に助けて貰いました。
感謝するにしきれません。

周りを照らす太陽になりたい

東京経済大学の先輩方の活躍を踏まえ、将来はどのような選手になっていきたいと考えていますか?

私は元々突出した能力もなく、努力も足りていないので、未だに目標の箱根駅伝に出場できていません。ですが、何とか箱根駅伝に出場できる環境まで進む事ができました。
私みたいな選手でも箱根駅伝に出場できる事を知って頂き、誰かの力になれたらと思いますので、頑張ります。

尊敬する選手はいますか?

尊敬する選手はあえて作っていません。昔何かで見たのですが、尊敬する選手を作ってしまうとそれ以上になれなくなるという言葉が腑に落ちてから作らないようにしました。
ですが、憧れの選手は沢山いて私もそのレベルにまずは追いつけるように頑張ります!

ズバリ、あなたの志は・・・?

人間辛いことやしんどいことがあるとどうしてもネガティブになってしまうと思います。
私は上記でも述べたように今まで沢山の方に支えて頂きました。周りがネガティブでも、太陽のように1人が明るかったら照らしてくれると考えているので私は何事にもポジティブであろうと思います!

箱根駅伝出場を目指して。

市立尼崎高校では体育科に在籍してたということですが、そこでの経験が今活きてることはありますか?

とても活きていると感じます。挨拶などの礼儀や、率先して行動を起こせるなど社会で生きていく為に必要な事を多く学ぶ事ができました。
これらは体育科だからこそ学べる事だと思います!

西尾選手が今までで一番記憶に残っている大会はなんですか?

高校3年生の時の兵庫県駅伝大会です。
チームで近畿駅伝を目指しており、私は1区を走る予定だったのですが、直前に怪我をしてしまい7区に回る事になりました。
結果は個人でもチームとしても振るわずとても悔しい思いをしましたが、沢山の方の支えや応援があり、最後まで走り抜く事ができたので、一生忘れる事のない大会になりました。

西尾選手にとって陸上の魅力とはなんでしょうか?

長距離を走っていて「しんどいのに良く走れるね~」、「走るの何が楽しいの?」などをよく聞かれます。
確かに走るのはしんどいです(笑)
ですが、その先の達成感はしんどさを乗り越えた分とても大きな物があります。
私はマラソンがブームになった理由の一つはこの達成感だと思います!

リクゲキに一言お願いします

まず、大した結果も残していない私に声をかけて頂けた事にとても嬉しく思います。
編集長の佐藤は後輩でありながら、様々活動を行い貢献している姿は誇らしく思うと同時に尊敬します。
箱根駅伝に出場できるように頑張りますので、応援よろしくお願いします!

INTERVIEWEE

西尾 祐一郎

西尾 祐一郎

1998年4月30日兵庫県西宮市出身。
西宮市立苦楽園中学校から市尼崎高校を経て東京経済大学へ進学。
体重52kg。
専門種目は5000m・10000m。主な記録として兵庫県ユース1500m決勝進出。兵庫県高校駅伝では1区、2区、7区に3年連続出場した。

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リクゲキ編集部

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